ステラ マッカートニー2022年オータム コレクションは、建築家、オスワルド ボルサーニによるイタリア・ミラノのヴィラで発表され、ニューワールドのアティチュードとイタリアらしい感性の調和を描きます。
ファッションにおける私たちの大切な場所、チーム、そして私たちをいつもサポートしてくれる女性たちを讃えたいのです。どのアイテムも主張がありながら、忙しい日々を送る女性たちのクローゼットに必要なものばかりです。私自身を含め、女性たちが今、身につけたいクラシックアイテムです。
昨年、ブランド設立20周年を迎えたステラ マッカートニーは、自身のルーツに立ち返り、思い入れのあるアイテムの普遍的な魅力に更なる活力を与えています。ステラを愛する人々が、すべてのワードローブに必要とされるソリューションを求めていることを知り、2022年オータムでは、その願いを具現化しています。
ステラのインスピレーションは、テーラード ヒッピーという概念から始まり、あらゆる場面で野心にあふれる、エイジレスなステラ ウーマンに着想を得ています。柔軟性とかっちりとした構造、どことなく風変わりな雰囲気とグラマラスな魅力、シンプルさと複雑さを融合させた、限りなくウェアラブルなコレクションを通して表現されています。
モデルたちは、絢爛な階段の吹き抜けや庭園、ミッドセンチュリーの装飾が施されたボルサーニ邸で、コレクションの描く過去への敬意と現代性への賛美を体現しています。ヴィーガン素材のアイコンバッグ、「ファラベラ(Falabella)」と「フレイム(Frayme)」を手に、彼らはブランドの伝統を今に伝え、ひねりを加えて昇華します。それらは、スタンダードなアウターウェアにあしらわれたグリッチ加工のヘリンボーンや、滑らかなシルクに躍るチーターパターンの変形プリント、ステラ自身の庭の写真を再解釈したペイント風のフローラルプリントを通して表現されています。
72%が責任ある素材で作られたコレクションは、身体を包み込むと同時に、セクシーな曲線を強調します。 今年発表されたコレクションを通じてザ・ビートルズのアーカイブを再訪したステラは、ジョン レノンの1970年代マスキュリンなテーラリングからインスピレーションを得て、トレーサブルな再生ウールを用いたジャケットと、クロップド丈のストレートパンツ、そしてカウボーイブーツを合わせました。
時間は究極のラグジュアリーであり、意識的な選択をすることは究極の挑戦です。私は、人々が美しさやそれぞれの持つ願望に妥協することなく、ファッションにおける責任ある選択がこれまでよりもたやすくできたらと考えています。
ステラは以前からヴィーガン素材のカウボーイブーツを作りたいと考えていましたが、ラグジュアリーな品質を維持することは容易ではありませんでした。今回登場するブーツは、本物のヴィンテージのディテールを兼ね備えた、誇るべき功績です。この要素は白いオルターマットのジャケットとハイカットのスカートや、パンチが効いたフリンジ付きの赤いオーバーコートのルックにも用いられています。
ちりばめられた装飾と流れるようなシルクは、イブニングウェアへの意識的な回帰を意味し、チャンキーチェーンをあしらった新作の「エアスライド(Air Slide)」プールサンダルを合わせた遊び心あふれるスタイリングで登場します。ステラ ウーマンは、ドレスアップする時も、自然とリラックスしているのです。
ピンストライプをラインストーンで描いたタキシードを通し、テーラリングに再びフォーカスをあてています。シルキーなフォレストフレンドリー ビスコース製のホルタードレスは、今シーズンのリフレッシュしたグラマラスさを表現し、アシンメトリーなサステナブル ビスコース製のドレスや、グリッターのルレックスニットのボリュームが、新たなエレガンスを演出し、輝きます。
ステラは今後、サーキュラリティやバランスからインスピレーションを受けて誕生したグラフィカルなモノグラムを採用し、新たなヘリテージを創造していきます。ブランドの過去に思いを馳せながら、未来への道筋をグラフィカルに表現しています。
2022年オータム コレクションは、全国のストアとオンラインにて順次展開します。