ステラ マッカートニー2022年サマーキャンペーン:SUNPEDAL YOKO
菌類こそがファッションと母なる大地の未来
ステラマッカートニー2022年サマーコレクションは、菌類こそがファッションと母なる大地の未来であるというアイデアに基づいています。コレクションとキャンペーンのインスピレーションとなったのは、菌類の変幻自在で超越した性質。キノコと人類が織りなす物語を、世界的に著名なシェフたちによる、持続可能で栄養価の高いヴィーガン食材である「キノコ」の可能性を探求するコラボレーションなどを通して展開します。
日本からは、ヴィーガンケータリングSUNPEDAL(さんぺだる)を主宰する小池 陽子が参加し、2022年サマーキャンペーンにインスピレーションを受けたエクスクルーシブなマッシュルームのタルティーヌを披露します。
私自身、ヴィーガンで、ヴィーガンフードをつくるという仕事をする中、サステナビリティは生活の身近にあるものと考えています。そのため、ジャンルは違っても同じ方向を向いているサステナブルファッションのパイオニア的存在、ステラ マッカートニーのコレクションからインスパイアされたキノコ料理のレシピを考えながら、新たな発見がありました。
SUNPEDALマッシュルームタルティーヌ
【材料一覧】 (タルティーヌ4-5人分)
乾燥ひじき 20g
ケッパー 10g
ニンニク 2つ
料理酒or白ワイン 大さじ2
エリンギ 200g
椎茸 70g (舞茸、えのきなどお好みのキノコをブレンドしてもより複雑で深みのある味わいに)
パセリ 20g (イタリアンパセリ、ディル、パクチーなどお好みのグリーンハーブで。パセリは茎ごと余すことなく使う)
コリアンダー 小さじ1
クミン 小さじ1
タイム 小さじ1
醤油 大さじ1
塩 小さじ1(さんぺだる塩、もしくはお好みのブランドソルト)
パン 4、5スライス
(カンパーニュや程よい酸味のあるパンがおすすめ)
トッピング
生野菜、グリルしたキノコや野菜、フルーツなどお好みで
オリーブオイル 適量
【レシピ工程】
1,乾燥ひじきを水で戻す
2,ニンニクを潰し、ニンニクとケッパーを微塵切り
3,オリーブオイルを多めにフライパンに入れ、ニンニク、ケッパーを弱火で炒め、じっくりと香りを出す
4,ひじきが戻ったら水を切り、ニンニク、ケッパーの入ったフライパンに入れて、塩を少々入れて、強火でしっかりと炒める。
ここで料理酒または白ワインを入れる。(焦げ付くようであれば、オリーブオイルを足す。ここでしっかり火を入れることが大切。)
5,しっかりと混ぜ合わせたら、極弱火にし、焦げないくらいの火力でそのまましばらく火にかけて水分を飛ばす。(ひじきの磯の香りが強いのでここでしっかりと水分を飛ばすこと)
6,次にエリンギ、椎茸、パセリ(茎ごと)を手で裂き、フードプロセッサーにかける。(包丁で微塵切りも可)
7,中身を取り出して、ボウルに移し、ドライハーブ、スパイス、オリーブオイル、お醤油、塩を加えて混ぜ合わせる。(オリーブオイルは全体がしっとりする程度入れる)
8,クッキングシートを敷いたトレイにボウルの中身を広げ、まんべんなく火が通るように平らにのばし、220度オーブンで30分加熱する。(家庭のオーブンにより時間は調整、表面がこんがりと焦げるまで焼くのがベスト)
9,オーブンで焼きあがったキノコを、フライパンのひじきとしっかり混ぜ合わせていく。味が足りない場合は、塩や醤油で調整し、マッシュルームひじきパテは完成。(粗熱が取れたあと再度フードプロセッサーやミキサーにかけると、よりクリーミーなパテに仕上がる。そのままでもひじきの食感が楽しめる。)
10,パンをスライスし、油を引かずフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼き上げる。
11,最後の盛り付けは焼き上がったパンにパテをたっぷり塗り、お好みでフレッシュな野菜、フルーツ、グリル野菜などをのせる。マッシュルームパテがダークカラーなので、彩の良いビビットな野菜をのせるとより美しくコントラストのあるタルティーヌに